自己破産

お金

自己破産について皆さんはどのくらいご存じでしょうか?

借金で悩まれている場合、必ずしも自己破産が最善の解決策というわけではありません。

債務整理には自己破産以外の方法もあります。

もし借金の返済に困っている場合は、必ず弁護士などにしっかりと相談した上で決めることをお勧めします。

ですが、もうどうしようもなくなり自己破産をしなければならない・・・となってしまった場合、実際どのように進めればいいのか、どんなことをしなければならないのか、あまりイメージがつく方は少ないと思います。

この記事では、私が経験した自己破産を元に、自己破産とはどんなものなのかをわかりやすく解説していきたいと思います。

自己破産の種類

自己破産には”同時廃止”、”管財事件”、” 少額管財”という3種類があります。

この3つの詳細は以下です。

同時廃止

・目ぼしい財産がない
・借金が増えた経緯に問題が少ない
・破産手続開始決定と同時に手続きを廃止する
・裁判所に支払うお金は約1万5000円

管財事件

・目ぼしい財産があるor借金が増えた経緯に大きな問題がある
・破産管財人が選任される
・財産調査、換価、配当を行う

少額管財

・債権者に配る財産はあるが、少ししかない

この中でも、私の場合は同時廃止の方で自己破産をしたので、そちらの方法を今回は解説していきます。

上記の通り、相当な浪費・ギャンブルでの自己破産や20万円以上の資産がない人などは、ほとんどの場合同時廃止で手続きが進むようです。(※ただしこのような場合でも、必ず同時廃止になるというわけではないのでご注意ください。)

期間・流れ

ここからは私が実際に経験したことに基づいて解説していきたいと思います。

実際の流れとしては以下のように進んでいきます。

①弁護士に無料相談

②弁護士との契約締結

③申し立て書類の準備

④申し立て

⑤破産手続き開始

⑥免責審尋

⑦免責許可決定

⑧免責許可決定確定

これらの期間としては、約1年弱かかりました。

それぞれの手続きについても詳しく説明していきたいと思います。

弁護士に無料相談

まず、借金などで困っている場合は、弁護士事務所等の無料相談に行きましょう。

私の場合は、大手有名弁護士事務所の無料相談に行きました。

無料相談自体は、完全に無料で現在の自身の状況について話を聞いてもらえます。

具体的には、

  • 今の自身の経済状況がどんなものか
  • どういった方法を取ることが最適なのか
  • 自己破産以外の方法はあるか

等を事務員・弁護士に細かく質問され、今後のことについても、この無料相談の時点で詳しく話をしてもらえます。

時間としては、約1〜2時間程度の面談でした。

相談に行く前にはあらかじめ予約が必要です。

また、事前に現在の借金額・貯金額・収入額などを把握しておくとスムーズに話が進められます。

そして、その場で契約をすることもできるのですが、他社との検討や家族との相談をしたいなどで一旦持ち帰ることもできます。

この段階で特に引き止められることはありませんし、同居人がいる場合、同居人も様々な書類の提出が必要となる為、後日、同居人等と一緒に再度面談を受けることも可能です。

事務所にもよるとは思いますが、無料相談は何度でも受けられることが多いです。

弁護士との契約締結

その後説明された内容で納得できれば、そこで契約を締結することとなります。

契約締結の際、書類へのサインと今後の説明を受け、着手金としてその場で10,000円ほどのを支払いが必要となります。(この時の金額は、その場で支払える額となることが多いです。)

この時点で、債権者へ受任通知が送られ、督促の電話は鳴り止みます。

申し立て書類の準備

契約締結後は、事務員のサポートを受けながら必要書類の準備をしていきます。

とはいえ特に弁護士事務所とのやりとりが沢山あるわけではなく、契約時に受け取る準備するものリストに沿って、自身で速やかに準備していきます。

必要書類はとにかく多いので、覚悟が必要です。

また、弁護士費用の支払いも同時に行わなくてはなりません。

弁護士費用は30万円ほど必要で、毎月分割で収めていく必要があります。

期間としては人それぞれになり、弁護士費用の30万円を納めることと、必要書類が揃うまでは準備は続きます。

私の場合はこの準備期間に約半年ほどかかりました。(揃った後も少し待つ期間があったように思います。)

自己破産の期間を少しでも短くするためには、必要書類を速やかに準備し、30万円の支払いを早く達成させる必要があります。

そのためには以下をすることをおすすめします。

期間を短くするためにできること
  • 加入している生命保険等の解約
  • 不用品等の売却
  • 仕事をして収入を得る

保険などの解約は、保険料をなくして支出を減らす目的もありますが、解約返戻金がある場合がありそのお金を弁護士費用に充てることができるのでおすすめです。(解約返戻金は人にもよりますが、積み立てている期間が長いほど大きな金額が戻ってくる可能性があります。また、入っている保険の内容によっては解約返戻金がないものもあります。)

不用品の売却については、車や電化製品など生活必需品以外のものを売って、そのお金を弁護士費用に充てます。

こう言ったことをしておくことで、最低限の信用を得ることにもつながります。

※最初の段階では同時廃止か少額管財かわからない為、30万円達成してももう+30万を弁護士事務所に支払い続ける必要があります。しかし詳しくは弁護士事務所に問い合わせてみましょう。

余分に納めた弁護士費用がある場合は最終的には返金されます。

次に、準備物については以下となります。

【本人の準備物】
  • 住民票
  • 持っている全ての通帳原本(毎月利用のある通帳のコピー提出)
  • 資産状況についての書類記入
  • 報告書記入
  • 顔写真
  • 家計収支状況(毎月)
  • 給与明細(毎月)
  • 源泉徴収票(直近2年分)
  • 雇用契約書(退職金について明記されてるもの)
  • 所得課税証明書(原本)
  • 帯納税額明細書
  • 生命保険証券
  • 生命保険解約返戻金計算書(保険会社に問い合わせるともらえます)
  • 賃貸借契約書
  • 水道光熱費、電話代 領収書
  • 電話回線(携帯・通信料)の利用明細
【同居人の準備物】
  • 所得課税証明書(直近2年分)
  • 給与明細
  • 賞与明細(直近1年分)
  • 源泉徴収票(直近2年分)
  • 家賃、水道光熱費、保険料等の支払い用口座の通帳
  • 車検証

さらに追加で必要なものも増えたり、自分では把握し切れていなかった債務が途中で発覚することもよくあります。

そう言った場合は、分かり次第すぐに事務所に連絡し債権者の中に入れてもらいましょう。

必要書類の提出は、できる限り早めにするようにしましょう。

書類によっては再提出になるものも出てくるので、早いに越したことはありません。

どんなことも迅速に行うのが、最速で終わらせることへの近道ですし、信用にもつながることだと思います。

また、提出した通帳の原本や給与明細等は、後からまとめて返ってきます。

申し立て

準備が完了すると、申し立てに移ります。

このタイミングで多くの場合は、弁護士事務所から連絡が入ります。

最初は、裁判所へは弁護士のみが出廷し、自身はのちに出廷することとなります。(※違う場合もあるので、弁護士に必ず確認してください。)

また、このタイミングで反省文の提出が必要となります。

A4用紙2枚分くらいの反省文を書きます。

書く内容について詳しいアドバイスなどはなく、自分で考えて書かなければなりません。

ここでは少し参考になるような文章をご紹介します。

要点としては、

  • 借金をしてしまった経緯と自己分析
  • 今後の抱負
  • まとめ

と言った感じでまとめていきます。

冒頭の始め方としては、

のような感じで始めます。

次に、返済ができなくなってしまった(破産に至った)理由を具体的な経緯とともに書いていきます。

経緯については時系列ごとに詳細に書いていきます。

(例):「クレジットカードを日常的に使い、その上エステの契約をしてしまったにもかかわらず、次の職を見つける前に退職してしまったことが、今回破産に至った理由です。

東京での一人暮らしで金銭的に厳しいことが多く、そんな中でクレジットカードの便利さを知り、生活水準を下げたくないという自分の甘えにも勝てず、多用してしまいました。

働いている限り必ず返せると信じ切っておりギリギリの生活でも節約や毎月の収支に目を向けられませんでした。

また、仕事が長続きせず、転職を繰り返してしまい、職が変わるごとに給料が下がってしまったことも原因の一つです。

気が付けば利用していたクレジットカードのほぼ全てが上限に達しており、現金も全て支払いで消え、手元に全く残らない状態になっていました。

・・・・・

私を信用してくださっていた債権者の方々には、このような形で裏切ることとなり、本当にお詫びの言葉もありません。

・・・・」

反省していることをしっかりと明記し、最後の一文は必ず入れましょう。

次に今後の抱負を書いていきます。

(例):「今後は、クレジットカードは一切持たず、絶対に誰からも借金は致しません。現金決済のみで生きていきます。・・・・」

具体的に今後実行していくことを詳細に書きます。

カードを持たないことや、借金を二度としないこと、節約していくことや家計簿をつけるなどを書いておくといいでしょう。

それ以外にも自身に合わせた抱負を書き、反省していることをアピールします。

最後にまとめとして、

(例):「これまでの自分の浅はかな行動を反省し、真面目に働き、母の協力があることにも深く感謝をして、これからの人生をやり直したいと考えております。

二度とこのような過ちを繰り返さないことをお約束いたします。」

などと結べれば、しっかり反省していることが伝わるかと思います。

少し大変ではありますが、期日よりもなるべく早く提出することを心がけましょう。

その方が信頼度が上がり、手続きも早く終わるかもしれません。

破産手続き開始

開始決定までは約1〜2ヶ月程かかります。(東京では即日面接で当日に決まることもあるようです。)

この時期に弁護士事務所からの連絡は頻繁にはありません。

その為自分が今どの段階にいるかなどは、自ら問い合わせをしないことにはわかりません。

しかし、手続き開始の連絡についてはきちんと来ます。

その連絡にて、約1〜2ヶ月後くらいに免責審尋の日(裁判所へ出頭する日)を決定します。

なるべくであれば、早めの日にちを指定することをおすすめします。

また、裁判所への出頭日は全て平日となります。

免責審尋

直近の日にちになると、弁護士から当日のアドバイスの電話がきます。

それらをふまえ、手続き開始決定の連絡の際に決めた免責審尋の日に裁判所へ出頭します。

出頭は弁護士同伴のところも多くみられましたが、1人での出頭の場合もあります。(私の場合は1人での出頭でした。)

よく免責審尋の説明で、裁判官との面接と書いてあることが多いのですが、ほとんどの場合は集団面接で行われます。

時間的には15分程度で終了し、内容としても一人一人面接するという形ではなく、一人の裁判官が全員に向けてお説教をするというようなイメージです。

特に言葉を発することもなく、真面目に15分のお説教を聞けば無事に終わります。(※中には当てられていた人もいたので注意です!)

裁判所へ初めていく場合、裁判所までの道のりや敷地内等で道に迷うこともあるので、不安な方は事前に確認しておいたり、早めに向かうようにしておきましょう。

免責許可決定

裁判所に出頭した日から約1週間後に決定がでます。

この時点では特に弁護士事務所からの連絡はありません。

決定の時点ではまだ確定ではないので注意です。

免責許可決定確定

免責許可決定から約2週間で確定となります。

トータルすると、裁判所への出頭から約1ヶ月後に確定が出ます。(※場合によっては1ヶ月より早い場合もるようです。)

後日改めて、書類送付と多く納めていた分の弁護士費用の返金があり、これで終了となります。

ここまでの期間で、最初の無料相談から約1年ほど私はかかりました。

大手弁護士事務所への依頼だと結構事務的な感じではありますが、不安症な私でも無事に終わらせることができました。

費用について

同時廃止の場合、トータル金額は以下となります。

着手金1万円
弁護士費用30万円
書類等取寄せにかかる費用数千円

もし少額管財の手続きで進んだ場合は、上記+30万円くらいかかります。

最初の段階では”同時廃止”か”少額管財”かは裁判所次第になるためどちらになるかはわかりません。

その為、最初は60万円は支払わなければならないと思って払っていくといいかと思います。

途中でどちらになるかが決定され、多めに支払った分は全ての手続き終了後、全額返ってきます。

また少し話はそれますが、行政書士への依頼という方法もあります。

しかし行政書士ではできない手続き等もあるため、弁護士への依頼の方が手続きが一貫しており手間や費用は省けると思います。

大手弁護士事務所を利用した感想

(ここから以下は私の所感で書いていますので、こんなもんなのか〜と読んでいただければと思います。)

今回、私は大手弁護士法律事務所を利用しました。

感想としては、事務的な流れが多く不安な時もありましたが、大手なだけあり、実績は確かなので安心感もあったかなと思います。

相談をたくさんして、色々と話しながら進めていきたいという方は、個人事務所で実績があったり、債務整理や自己破産を得意とする弁護士事務所の利用を検討されるといいのかなと思います。

スピーディーかつ確実に進めたい、相談を沢山しなくても言われた通り行動できる!という方は、大手事務所で確実に成功をおさめるのが良いかと思われます。

結論を言うと、まあ好みでは?と言う感じになってはしまいますが、安心感で言うとやはり大きい事務所の方が事務的ではありますが、しっかり手続きを行ってくれて、実績も残してくれるのではないかと思います。

個人事務所が心許ないと言うことは決してありませんが、大手という安心感はあるような気がします。

私は今回の事務所を選んでよかったなと思います。

自己破産期間中の生活

自己破産中(相談から手続き完了まで)の生活は、すっっっっっごく質素だったかと言うと、

私はそうでもなかったかなと思います。

でも、これまでの生活に比べればかなり我慢の必要な暮らしではありましたが、家族の支えもあり、明日食べるものにも困るなんてことはありませんでした。

私が自己破産に至った経緯をここで少し触れておきたいと思います。

私は、特に「すごくギャンブルに使ってしまった」や「消費者金融から多額の借入をしてしまった」と言うわけではなく、主にカードの使いすぎでした。

上限額まで行ってしまったカードが何枚もあり、転職にも失敗し、返済ができなくなり東京での一人暮らしをやめ、実家に帰り、再度転活をしますがうまくいかず自己破産に至りました。

カードの使いすぎも借金は借金ですし、これまでの自分のお金に対する考えの甘さにこの一年ですごく反省しました。

さて、どんな生活だったかに話を戻していきます。

金銭的に最初の頃はきつく、好きなものも買えなかったですし、美容院も洋服の購入も半年くらいはずっと我慢しました。

ですが、化粧品などの必要なものはそこまで我慢せず買えていました。

物欲よりも、弁護士費用をしっかりおさめることばかりを考えていました。

また、毎月必ずお金が余ることに喜びを感じられるように、家計簿アプリをつけるようになりました。

そのおかげで、お金がある事実がすごく励みになり、物欲もうまく抑えられるようになりました。

ですが、どうしても我慢できない時もありました。そんな時は月一の頻度くらいで、欲しいものを我慢せず購入したり、美容にお金をかけたりしていました。

この辺りは、高額でないことと正直に収支表に書いて提出していれば、弁護士からも裁判所からも特に突っ込まれることはありませんでした。

頻度と限度を考えながら生活することが大事だと思います。

自分は破産をする身、迷惑をかけてしまっていると言うことを絶対忘れないことが重要です。

また、仕事的な部分の話をすると、私は正社員ではなくずっとアルバイト生活をしていました。

コンビニの早朝、午後から別の職場にて受付の仕事をするという生活を送っていました。

午後のバイトまでの数時間で今後の人生について勉強をいつもしていました。

1日の労働時間はトータル約8時間といった感じで、たまに延びたりもしますが無理なく働いていました。

お金がないからと無理して働きまくるのはデメリットが多いのであまり良くないと思います。

弁護士費用を払っている期間は毎月の収支±0がほとんどでしたが、払わなくなってからは、もしかしたら払うかもしれないというマインドで出費を増やさず、いつ支払い再開になってもいいよう貯金に徹していました。

また、どうしてもMacBookが欲しかったので、払わなくてよかったら絶対買おうという目標を抱いて貯金にも勤しんでいました。

そのおかげで、自己破産が終わってすぐにこの今使っているMacBook Proを現金一括購入でき、新たな生活のスタートが切れました。

ここまでを振り返ると、やはり我慢はとても多かったです。

イライラも沢山しました。制限されることもやらなければならないことも多くありました。

自分が底辺の人間のような気がして辛い時もかなりありました。

できることなら自己破産はしない方がいいと思います。

親などが支援してくれないか、副業とかしてなんとかならないか、決断する前に一度考え直すことは大事だと思います。

私の場合は、家族もお金があるわけではなかったので、最終手段的に自己破産を選びました。

自己破産は職業制限があったり、ブラックリストに乗ったり、ローンを組むことやカードの利用が長くて10年はできなくなります。安易な気持ちで利用することは絶対にしない方が良いと思います。

自己破産をする上で気をつけるべきこと

第一に大切なことは、絶対に嘘をつかないこと!だと思います。

全て正直に弁護士に話して最大の援助をしてもらうことが、自己破産を成功させる鍵だと思います。

嘘をついてもいいことはありません。罪悪感が残るだけです。

ですが、そこまで細かく全てのことを話す必要もないと思います。(収支表などはだいたいでいい部分も多いです)

また職業についてですが、現時点で正社員で働いている場合は無理して辞める必要もないと思いますが、正社員ではなくアルバイトの方がいいと思います。

バイト生活で収入が少なく、支払いが難しいことをアピールすることで免責許可もおりやすくなるような気がします。

その為、一人暮らしもなるべくやめて、誰か頼れる人がいるなら、同居してもらうなり援助してもらう方が苦しまなくて済むと思います。

一人で全てをやるのはとても厳しいと思います。絶対できないとは言いませんが・・・

でも受けられる援助は受けられるようにした方が絶対いいです。

職業についてもう一点ですが、自己破産をすると職業の制限を受けます。

生命保険外交員不動産関係警備員などはできなくなるので注意です。

また、解約返戻金や退職金など条件を満たせばもらえる資産は早めに回収して、自己破産の手続きにかかる費用に回しておいた方が信用度が上がります。

これ以上資産はありませんと早めに証明しましょう。

節約術、お金の上手な管理法

まず基本的なことではありますが、お金の管理をしっかりしましょう。

私はここが全くできていませんでした。

給与明細なんて見たこともなかったですし、通帳の残高も全く把握していませんでした。

こういった私タイプの方は意外と多いのではないでしょうか?

このような生活を続けていると、やはり気がついたら貯蓄は底をつき、借金も高額になっていたなんてことに簡単になってしまいます。

まずはじめに大事なことは、家計簿をつけることです。

最近ではアプリで管理できるものも沢山あります。

銀行口座やカード等に紐付けできたり、レシートを撮影するだけで支出を記入できるなど機能が充実していて、入力が楽だったり自分の資産も一目で確認できるのでとてもおすすめです。

家計簿の付け方としては、私の場合は毎日買い物をする都度つけています。(レシートを撮影するだけです。)

後からだと忘れたり面倒になってしまうことが多いのでこの付け方はおすすめです。

付けるたびに自ずと残金も見れるのでだんだん付けるのが楽しくなります。

そしてこれからの時代、資産運用に目をつけるのも大事だと思います。

新NISAやiDeCoなど難しくないものから初めてみるのもおすすめです。

ただ、これらは自己破産が終わってからやるべきだと思うので、期間中に暇な時間があれば勉強しておくのもその後の人生を潤す一つの手だと思います。

フリーターで極貧生活をしていると結構暇なので、そういうことにうまく時間を使って人生をこれ以上無駄にしないようにしたいものです。

まとめ

ここまで沢山書いてきましたが、改めて自己破産とは借金を抱え困っている人を救済するためにある制度です。

今、借金の返済に困っているが反省してこれからの人生を変えたい!

という方が利用するべき制度だと思います。

一度利用すると、長くて10年は再度借金をすること、ローンを組むこと、クレジットカードの新規作成、携帯電話の分割購入、再度自己破産することなどもできなくなります。

就けなくなる職もあります。

また、一度手続きに入るととてつもない大変な書類準備や手続きが待っています。

家族や周りの人に多大な迷惑をかけてしまうこともあります。

始める前には必ず、慎重に考えた方がいいです。絶対。

そして、依頼する法律事務所は、大手だと結構事務的な流れになります。

どのような事務所が自分に合っているのか、個人の好みで選ぶしかありません。

また行政書士はできない手続きもあり、手間と費用が弁護士への依頼よりもかかってしまうのでおすすめしません。

暇な時間は今後の人生について考えたり、できることから準備など行動を始めましょう。

情報収集が一番自己破産期間中の励みになっていたなぁ・・と私は思います。

この記事を読んでくださった方の今後の人生が明るくなることを祈っています。

一緒に頑張りましょう!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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